ハマチ養殖発祥の地、香川県引田の海で育む、原点にして頂点のハマチ「百年はまち」。
引田でハマチ養殖が始まり約百年。歴史の中で生まれた知恵がすべて、極上のハマチ作りにつながっています。
海の自然な状態に近い、深く、広い生簀でのびのびと過ごし、オリザノール配合の独自EP(固形えさ)で育つハマチは適度な脂乗りの身質を持ち、鮮やかな血合いと抜群の歯応えが長持ちします。
「百年はまち」 の名を冠したハマチは1尾1尾、常に同じ品質でお届けします。
引田沖合漁場
服部水産は、赤潮に対抗するために「沖合」かつ「深い生簀」で育てる技術を磨いてきました。沖合だから潮が速く赤潮の影響を受けづらい。さらに生簀自体に深さがあるため、たとえ表層付近の状態が悪くても、魚は自ら深場に移動し最適な潮の中に身を置いて成長します。服部水産が開拓し、今なお養殖技術の研鑽の場である沖合漁場では、「百年はまち」と「百年かんぱち」を生産しています。
ハマチ一筋、百年間。磨き抜かれた品質。
広い生簀、泳ぎ回るから美味しい
引田の海だからできる深さのある生簀は、水温が上昇する夏場でもハマチにとって快適な23、24度の環境が維持できます。快適な環境でしっかり運動をしてたくさん餌を食べて大きく育つので、適度に脂がのった引き締まった身質に仕上がります。
鮮度と健康を保つ独自飼料
品質・水分量に変動があるMP(半生固形えさ)は使用せずにお米由来のオリザノールを配合した独自のEP飼料(固形えさ)で育てています。EP飼料は、栄養バランス・水分量が保たれており、ハマチの身質の仕上がりが均一に。
活け締めによる高鮮度処理
快適な環境・こだわりの餌で高品質なハマチを育てた上で最も大切なことは最後の処理の仕方です。締め方、時間、冷やし込み方を常に研究し、極上の状態でのお届けを追求。鮮やかな血合いとしっかりした歯応えに満足いただけます。
祖父の代からスタートしたハマチ養殖業。受け継がれた魚、海、天候の知恵や教えを大事にしています。
「誰もやらないことをやる」、それが服部家の伝統です。地元特産品を餌に使ったブランド魚開発。さらに、少数出荷への対応、シェフとの直接取引による品質の改善など、誰もやらないことを常にやり続けています。
※ 写真左から、服部郁弘(2代目)、服部秀俊(3代目)、服部健太郎(4代目)。
引田の海では通年での養殖をおこないません。ハマチにとって水温が低くなる冬には、ハマチ養殖を一旦休み、しっかり海を休ませます。
この休息期間によって、海が育てる力を取り戻し、翌年また元気な魚を育てることができます。百年、共に生きてきた「引田の海」を次世代に繋ぐべく、大切に維持しています。
持続可能性に配慮した養殖を目指し、香川県で初めてマリン・エコラベル・ジャパン認証(MEL認証)を取得。社会的責任、水産物の健康と福祉、食品安全性、環境保全への配慮の4つの規格の審査をクリアしています。受け継がれてきた引田のハマチ養殖のバトンを繋いでいくため、海、魚、人にやさしい水産業にこだわり続けています。