小澤 一貴

Kazutaka Ozawa

小澤 一貴
Kazutaka Ozawa
「Crony」ディレクター

名店でサービスのトップを歴任

フレンチの名店「APICIUS」やホテルのメインダイニング、また、10年間連続ミシュランガイド東京版で3つ星を獲得し続ける「カンテサンス」でシェフと共に店を仕切ってきたサービスのプロ、「Crony」ディレクターの小澤一貴さん。クラフトフィッシュの審査会で初めてのサービスサイドからの参加者です。

レストラン以外にも、ワインのインポーターでの経験もあり、ワイン造りにも関わったという小澤さんは、ワインのプロフェッショナルでもあります。シェフの料理に最適なワインをペアリングしてお客様に届けるという経験から、クラフトフィッシュの楽しみ方を広めていきたいと語ります。

Crony 店内

CHEF'S VOICE:
クラフトフィッシュの楽しい体験を提案

長年、レストランでサービスを担当してきた立場から、私は“クラフトフィッシュの楽しみ方”をお伝えしていきたいと考えています。

たとえば、ブリの脂の量がコントロールできるのであれば、今日はこのワインを飲みたいから、これくらいの脂のブリにしようとか。もしくは、脂の量の違うブリの切り身を3種類用意して1本のワインで飲み比べるとか、そんな体験も楽しいかと思います。

または、クラフトフィッシュとそれに合うワイン、家で簡単にできる調理法やその料理の雰囲気に合う音楽や映像を、さらには食べる時は間接照明にするとプロヴァンスっぽいですよ、という雰囲気までをもパッケージ化した“クラフトフィッシュ体験セット”はいかがでしょうか?

今は“物欲や食欲を満たす”ことよりも、“体験を記憶に残すこと”が求められています。クラフトフィッシュとワインで、“美味しさ”に“楽しさ”をオンできるよう、提案していきたいと考えています。

PROFILE

Kazutaka Ozawa
小澤 一貴
「Crony」ディレクター

1974年、神奈川県生まれ。1994年から「APICIUS」で8年間フランス料理の基礎を学びメートルドテルに。2002年「Four Seasons Hotel丸の内」のメインダ イニング「EKKI」を経て、レストラン開業コンサルティン グに携わる。2005年にワイン輸入会社へ入社し、輸入アイテムの選定やワイン造りに従事。2007年、10年連続ミシュランガイドで3つ星を獲得し続ける 「Quintessence」ディレクトールに。2016年12月「Crony」をオープンし初年度からミシュランガイド1つ星を獲得。